以前、何度か行ったことのある上醍醐の准胝観音堂、つまり西国三十三所の第十一番札所が、全焼した。残念ながら御本尊の准胝観音坐像も全焼したようだ。
通常では毎年5月18日に開帳されていたが、この秋から西国三十三所の特別開帳(結縁御開帳)が開始され、上醍醐の御本尊も来年5月から11月にかけて開帳される予定だった。
未だ御本尊にはお会いしていなかったのだが、これで永遠にお会いできなくなってしまった…。火災によるけが人など居なかったのが幸いか。
しかし、緊急通報手段が電話しかなかったのはなぁ…。妻曰く「停電で使えなくなる電話はダメだ。黒電話が必要じゃないの」その通りでございます。
僧侶らは、准胝堂の近くの寺務所に泊まり込んでいた。午前零時5分ごろ、火災に気付いたが山中で携帯電話が通じず、落雷後の停電で電話も使えなかったため、徒歩で下山し午前零時半ごろ通報したという。
落雷が原因か 京都・醍醐寺の火災 - MSN産経ニュース via kwout