AppleKbWinをなぜ使っているか、を再度見直してみる。
私の場合はAppleKbWinが備えるたくさんの機能のうち
- 左commandキーをcontrolキーに
- 右commandキーをWindowsキーに
- capsキーはshiftキーなしでも使えるように
換えるため使っているに過ぎない。最後のcapsキーに関してはさほど重要性を感じていないので、使えなくてもかまわない。
ということで
Windows Vista/XP/2000/NT4.0のキー配列の変更方法
を参考にしてレジストリをいじることにしようとした。
のだが、
Boot Camp 1.2でApple Wireless Keyboardを利用するには - パソコンよろずQ&A
にてChange Keyという非常駐のキーマップ変更ソフトを知った。
ということで「Change Key」のページは移転いたしましたにてダウンロードし、起動した。便利なことに、このソフトにはスキャンコードを調べる『調査』メニューがあったので、左commandキーが左Windowsキーとして認識されている事が分かった。これを左controlキー(スキャンコードは16進数で001d)に変更した。また、右commandキーは右Windowsキーとして認識されているので、そのままにしておいた。設定後再起動し、regeditで確認したら、希望通りのレジストリのキーが設定されていた。これは非常に便利でかつ安全。ありがたやありがたや。
なお、Windows用キーボードと比較したときにMacBook Airのキーボードにしかないキーのスキャンコードは以下の通り。
(return=Enterってのは自明だけどいちおう書いておく。)
キー表示 | Windows認識キー | スキャンコード (16進数表記) |
---|---|---|
右command | 右Windows | eo5b |
左command | 左Windows | e05c |
option | 左Alt | 0038 |
かな | ひらがな | 0070 |
英数 | 無変換 | 007b |
return | 左Enter | 001c |
delete | BackSpace | 000e |
fn+delete | Delete | e053 |
fn+← | Home | e047 |
fn+→ | End | e04f |
fn+↑ | PageUp | e049 |
fn+↓ | PageDown | e051 |
fn | なし | なし |
CDエジェクト | なし | なし |
しかし…MacでのUbiquityの呼び出しoption+spaceに慣れていると、control+spaceが打てずAlt+spaceを打ってしまい、鬱陶しいことになるorz。