ベーシック・インカム入門

昨日出たらしい「ベーシック・インカム入門」。

ベーシック・インカム入門 (光文社新書)

光文社での紹介はこちら。
ベーシック・インカム入門 山森亮 | 光文社新書 | 光文社
まだチェックしてないけど、気になっている。早めにチェックしに行かなくては、と思っている。

最近、いろいろなところで「ベーシック・インカム」という単語を聞く。
簡単に言えば、最低限所得保障制度、ですよね。

「働いても働かなくても、最低限の所得が得られる、となると、みんな労働しなくなるじゃないか」とか「働いている人は働いてない人にカネをやることになるんだから働き損だ」とかいう意見ももちろんあるでしょう。
しかし、現状でも生活保護制度はあるのだし、税金は所得の再分配精度であるのだから、少し名称を変更するだけで、ベーシック・インカムは容易に実現できるのではないか、と思うのだ。
また、よく稼いでいる人は、再分配元となるので、自動的に「喜捨」（仏教でもイスラーム教でも。イスラームならwikipedia:ザカート参照）を行うことになる。自分の稼ぎが社会のためになるのならば、働き損などと思うこともない、問題ない、という方も多くいると思う。税金ならば行き先が分からないので取られるのはイヤだけど、他者のためになるのだから、とか。
なので、私はベーシック・インカム賛成です。

あ、いまこれは私の私的な意見です。実際の「ベーシック・インカム」理論がどういうものなのか、全く知りません。お間違えの無きよう。