子子子子子子(ねこのここねこ)はてブロ部

Macネタが主のIT記事と、興味ある展覧会リストや観覧感想などを書いてますよ。自転車ロードレースも好き。

阿修羅展、好評のまま閉幕

すごかったのですね。

  • 「国宝 阿修羅展」が閉幕、総入場者数は165万人−引き続き、興福寺で「特別公開」、DVDも発売中

 2009年春から日本中に「阿修羅ブーム」を巻きおこした「国宝 阿修羅展」は、東京展(3〜6月)に続き、九州展が9月27日閉幕し、巡回展の全日程を終えました。両開催地での来場者総数は165万6310人と、近年の同種展では記録を塗り替える人気展となりました。

(中略)

 来場者数は、3月31日〜6月7日まで、東京国立博物館平成館で開いた「東京展」が94万6172人。7月14日〜9月27日まで、九州国立博物館で開いた「九州展」は71万138人で、合計165万6310人。

 うち、九州展は、同博物館の開館時に開催された特別展「美の国 日本」(05年10〜11月の43日間、44万1938人)が持つ入場者数の最多記録を更新。また、九州最多とされる「ツタンカーメン展」(現・福岡県立美術館で65年12月〜66年1月開催)の58万6418人を43年ぶりに抜きました。
http://www.asahi.com/event/TKY200909280184.html

はぁ。すごい入場者数ですね。

 好評を受けて、10月17日からは、帰山した興福寺の仮金堂で、阿修羅が特別公開されます。(中略)
 朝日新聞社は、引き続き下記の要領で、「阿修羅ブーム」の盛り上げに協力していきます。

ブーム?なにそれ?
仏像という宗教の対象物に対して「ブーム」???
単に、あなたたちマスゴミが一般人を煽動して、カネを巻き上げようとしている、としか思えないのですけど。拝金主義なのね。

なお、仮金堂での公開については以下の通り。

  • 興福寺国宝特別公開2009 −お堂でみる阿修羅−

10月17日(土)〜11月23日(月・祝) ※会期中無休

通常は国宝館に展示される阿修羅像をはじめとする八部衆十大弟子像の現存する天平乾漆像14躰すべてを仮金堂に安置。古の時代に思いをはせながら、天平の仏像と対峙できるまたとない機会となります。堂内では、江戸時代に造られた本尊釈迦如来坐像、鎌倉時代の薬王・薬上菩薩立像と四天王立像も安置され、各時代を代表する珠玉の仏像の美を堪能いただけます。
また、仮金堂とともに、寺内建造物のなかでも屈指の国宝・北円堂を特別開扉いたします。運慶一門による本尊の弥勒如来坐像や無著・世親菩薩立像など鎌倉彫刻最高峰の名品が一堂にそろう北円堂内陣に、初の本格的な照明デザインを取り入れてご覧いただけます。

【開扉場所】仮金堂・北円堂
【時  間】9時〜17時(券売受付は8時50分〜16時30分)
      ※金・土・日・祝日は9時〜18時(券売受付は8時50分〜17時30分)
【拝観料】 2か所共通券
      一般 1,500円  中高生 1,000円  小学生 500円

◆◇お問い合わせ先 050−5542−8600 (ハローダイヤル)◇◆
http://www.kohfukuji.com/event/detail.cgi?event_seq=00000007

…あ、我が妻は春秋に特別開帳する北円堂で、弥勒如来様に静かに対面するのを楽しみにしているのだけど、この秋は静かに会えなさそうですね。少し残念です。