子子子子子子(ねこのここねこ)はてブロ部

Macネタが主のIT記事と、興味ある展覧会リストや観覧感想などを書いてますよ。自転車ロードレースも好き。

朝顔の本(主に変化朝顔)と朝顔リンク

某所から変化朝顔の種を頂いたことから、朝顔に興味を持った[twitter:@riocmapos]です。
図書館から借りてきた本を主に、参考になった本を並べます(一部は購入しました)。
来春の種まきの頃に参考にしてください(えらく先のことですがw

入門書

大人が楽しむアサガオBOOK

大人が楽しむアサガオBOOK

いま一番入手しやすい朝顔の本。オールカラーなので分かりやすいし、読んでいるだけでも楽しいです。出版社は家の光協会(JAグループ)なので信頼できます。
種まきから種の収穫まで載ってますし、また行灯仕立て、寄せ植え、グリーンカーテンなどのやりかたも載ってます。

朝顔図鑑

朝顔百科―アサガオの栽培・仕立てから園芸文化史まで

朝顔百科―アサガオの栽培・仕立てから園芸文化史まで

朝顔関係者が集結して作り上げた、まさに朝顔百科です。非常に詳しい。大半が栽培に関しての内容です。高いですが、それだけの価値はあると思います。本気で朝顔を楽しみたい方へ。

色分け花図鑑 朝顔

色分け花図鑑 朝顔

残念ながら版元品切になっていますが、大輪朝顔・変化朝顔どちらも詳しい本です。また肥後朝顔についても記載があります。アサガオのなかまであるヒルガオ科の植物についても載っています。朝顔の仕立て方もいろいろ。

変化朝顔

アサガオの絵本 (そだててあそぼう)

アサガオの絵本 (そだててあそぼう)

墨絵で描かれた朝顔の絵本で少し大判です。「そだててあそぼう」の通り、育て方もしっかり載っています。変化朝顔が咲く苗の見分け方のコツなども。出版社は農業書が多い農文協農山漁村文化協会)です。

なごみ 2012年 08月号 [雑誌]

なごみ 2012年 08月号 [雑誌]

茶道専門出版社である淡交社の一般向け雑誌「なごみ」。もちろん一般向けとはいえ茶道をやっている人向けなので、茶花として朝顔を取り扱っています。しかし変化朝顔に関してもよい入門になっています。写真はカラーなので読んでいて楽しいです。

アサガオ江戸の贈りもの―夢から科学へ (ポピュラー・サイエンス)

アサガオ江戸の贈りもの―夢から科学へ (ポピュラー・サイエンス)

変化朝顔のことを知るには遺伝のことを知っていると役立ちます。この本は科学専門出版社である裳華房から出版された一般書で、朝顔の遺伝関係については他書より詳しく載っています。これも残念ながら版元品切です。白黒なので、目で見て楽しいということは無いです。

あさがお百花 (1975年) (平凡社カラー新書)

あさがお百花 (1975年) (平凡社カラー新書)

変化朝顔の育種家の小川信太郎さんに関する本。変化朝顔の歴史なども載っています。既に品切ですが、古書でも入手しやすい価格だと思います。

http://www.rekishin.or.jp/asagao-1.JPG http://www.rekishin.or.jp/asagao-2.JPG http://www.rekishin.or.jp/asagao-3_1.JPG http://www.rekishin.or.jp/asagaozuhu_1.JPG
「伝統の朝顔
国立歴史民俗博物館(千葉・佐倉)で毎年行われている「伝統の朝顔」展に関連した図録が3種類と古書『あさかほ叢』の復刻が1種類。
「伝統の朝顔」は江戸時代の朝顔本の図版や現代の変化朝顔、そして朝顔文化についての記載があります。
「伝統の朝顔2」が変化朝顔について非常に詳しいです。変化朝顔が出る双葉についての説明などもあります。
「伝統の朝顔3」は未見です。
なお、これらの図録を購入すると変化朝顔の種がおまけで付いてきます。変化朝顔に興味を持たれたならば、ぜひ「伝統の朝顔2」を入手してください。
購入は国立歴史民俗博物館 通信販売からメールにて申し込みすると後払いです。

朝顔リンク

日本の朝顔研究の総本山。変化朝顔の品種管理も行っている。

米田芳秋氏(静岡大名誉教授・上記の「色分け花図鑑 朝顔」「アサガオ江戸の贈りもの」の著者)による朝顔百科。画像も多くて分かりやすい。

夏休みの自由研究から三歩進んだ朝顔研究。

上記3箇所を一括検索できる。

1991年出版。絶版。著者である米田芳秋氏が電子版を公開。形質が図示され分かりやすい。