子子子子子子(ねこのここねこ)はてブロ部

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幼なじみ萌え(玉井建也 著)に関するつれづれ

先日、書店で捜し物を終えて帰ろうとしたときに、とある本棚で面陳してある本に気付いた。

幼なじみ萌え ラブコメ恋愛文化史

幼なじみ萌え ラブコメ恋愛文化史

モテからほど遠い私は、昔からラブコメが好きなのである。表題の「幼なじみ萌え」ではなくサブタイトルの「ラブコメ恋愛文化史」に反応してしまった私は、一読の後に買い物かごへその本を入れていたのであった。

ということで読書感想文、ではなくこの本に関する色々を書いていこうと思う。半ばエッセイ的(あとがき曰く「学術エッセイ」)な本になってるようだし、この本をネタとしていろいろと書いても著者は許してくれるでしょう。

章タイトル元ネタ探し

元ネタが分からんのが多かったので調べてみた。間違ってるかもしれんが。

  • 序章 幼なじみのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!

  • 第二章 ラブコメの弾丸は撃ちぬけない

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない (富士見ミステリー文庫)

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない (富士見ミステリー文庫)

  • 第三章 物語にラブコメを求めるのは間違っているだろうか

  • 第四章 ククク、私の幼なじみを見抜くとは、アナタも「瞳」の持ち主のようね(訳:…)。

THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER 006 神崎蘭子

THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER 006 神崎蘭子

  • 第五章 幼なじみのいうことを聞きなさい!

パパのいうことを聞きなさい!  1 (スーパーダッシュ文庫)

パパのいうことを聞きなさい! 1 (スーパーダッシュ文庫)

  • 第六章 幼なじみとは違う一日

永遠とは違う一日

永遠とは違う一日

  • 第七・八章 幼なじみ一〇〇人できるかな

友達100人できるかな(1) (アフタヌーンKC)

友達100人できるかな(1) (アフタヌーンKC)

  • 第九章 この素晴らしい幼なじみに祝福を!

  • 第十・十一章 スクールが虹でいっぱい

  • 第十二章 幼なじみの名は。

  • 第十三章 転生したら幼なじみだった件

転生したらスライムだった件1 (GCノベルズ)

転生したらスライムだった件1 (GCノベルズ)

  • 第十四章 ストップ!! 幼なじみくん!

ストップ!!ひばりくん! コンプリート・エディション1

ストップ!!ひばりくん! コンプリート・エディション1

  • 第十五章 我が家の幼なじみさま。

我が家のお稲荷さま。 (電撃文庫)

我が家のお稲荷さま。 (電撃文庫)

  • 第十六章 「ただの幼なじみには興味ありません」

涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)

涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)

んで、章タイトルはその章の内容に直結して、いない。とはいえ、著者の親しんできたコンテンツが分かるようになっているのだと思われる。だいたい本を買うときには目次ぐらい読むし、その章タイトルがこのようになっていれば「この本の著者はこれらを知っていることを前提としております」的な意識があるのであろう。
ちなみに私自身はラノベを読んだことが無く*1、2000年から数年前まではマンガからさえ離れていた。深夜アニメも見ていない。映画もまず見ない。ゲームさえしていない。しかしそのような読者であっても、この本はコンテンツ内容をちゃんと紹介してから話を進めていてくれているので、そのまま放置されるということはない。ありがたい話である。

続く

実はまだ完読してないので、つづきはゆるゆると書いていくつもりです。

*1:ひとりの著者を除く。「ざるそば(かわいい)」の著者であるつちせ八十八氏である。