最近、作庭家の重森三玲がよく取り上げられているようだ。昨年には東京の松下ミュージアム(だったかな)で展覧会があり、今年も夏に京都工繊大の博物館で展覧会が行われた。しかし、彼の著作の大半は絶版になっており、また庭園の写真集などで取り上げられることがあっても、多数の作庭家の一人として取り上げられるだけであった。
先日、重森三玲の作庭した庭園の写真集を書店の建築のコーナーで見かけたので、即座に購入した。
重森三玲―永遠のモダンを求めつづけたアヴァンギャルド (シリーズ京の庭の巨匠たち)
- 作者: 溝縁ひろし
- 出版社/メーカー: 京都通信社
- 発売日: 2007/09
- メディア: 単行本
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●シリーズ・京の庭の巨匠たち 1
重森三玲 永遠のモダンを求めつづけたアヴァンギャルド
出版社:京都通信社
英文対照になっているのがなかなか面白い。また、対談も載っているのだが、しっかりした内容であるところがうれしい。
↓で内容が立ち読みできる。
http://www.kyoto-info.com/kyoto/shigoto/tachiyomi/shigemori/index.html
さて昨日になって、また書店に寄ってみると、月刊京都で大きく表紙に重森三玲の名が載せられていた。
- 出版社/メーカー: 白川書院
- 発売日: 2007/10/10
- メディア: 雑誌
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さらに。小学館まで手を出した。
- 作者: 大橋治三,重森〓〓
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2007/10/01
- メディア: 単行本
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これらの盛り上がりが各所の庭園が混み合ってしまうきっかけになりそうで、ちょっと気にかかる。