初音ミクの調教(すごい表現だ)が信じがたいほど自然である、というウワサの動画を見た。
歌のところは倍音の重なりや声のふるえなどに自然さがある。それよりも、最初と最後の発声が、自然すぎる。
いったい、何なのだろう。
産総研の後藤氏らが開発したVocaListenerというのが使われている、と言うのが世間の見解のようだ。
音楽情報処理(音楽構造分析、音高推定、ビートトラッキング、セッションシステム)、音声インタフェース、マルチモーダルインタラクション、インタラクティブメディア、リアルタイム音響信号処理、コンピュータグラフィックス、ネットワークプロトコルなどに興味をもつ。
Masataka Goto's Home Page (in Japanese)
音楽構造分析、ですか。なるほど。
追記
どうやら、VocaListenerとは、人の音声データからボカロ用パラメータを抽出する研究成果のたまものらしい(違うかも^^;)。もしや将来的に、歌うだけでVOCALOIDエディタに入力・・ってことはならなまいか。
初音ミクみく 出た!科学の限界を超えた新技術「VocaListener」による神調教ミク!
そんなことが出来たならば「歌が得意だけど自分の声を晒したくない」とか「歌が得意だけどコンピュータ入力は分からない」という人に、朗報ですな。
前者は特殊か^^;;。
でも、カラオケのボイスチェンジャー(女声←→男声)がウケる(いや私は一時期気に入っていた^^;;)のならば、他人の声で歌うことを望む人が居てもおかしくないのでは。
ただ、あまりに生身っぽすぎて逆に拒否反応示す人も多そうですね。
『不気味の谷をどう越えるか』が、むしろぼかりすの課題になるのかしらん?( ・ω・`)
http://hisui02.blog.drecom.jp/archive/550
イラストやCGで存在する「不気味の谷」だが、声に関しても存在するのだな。たしかに上の動画の歌唱部分では、電子的なひずみ部分に違和感を感じた。
でも、この「不気味の谷」を越えられるとしたら…!!合成音声の革命ですよ。期待できるかも。
ぼかりす、民生化技術に落ちてくるのはいつになるのか。今後の展開に期待。