アメリカの原風景を描くアンドリュー・ワイエス(1917−)は、アメリカン・リアリズムの代表的画家です。テンペラの作品が一般的に知られていますが、水彩画家として出発したワイエスは素描や水彩も数多く制作しています。(中略)
本展では、テンペラとともに素描・水彩にも焦点をあてることで、ワイエスの創造のプロセスを紹介します。制作過程で生れた作品の比較を通して、対象に対する画家の関心の変化を辿るとともに、その変化に応じた描き方の多様さを知ることができるでしょう。展示は水彩・素描を中心に、その準備制作を経て完成されたテンペラ約10点、総点数約150点によって構成されます。
ちと気になる。
ただし各所のblogを見ていると「習作が多く、完成作が少なくて残念」というような感想が多かったのが困りものか。
Exhibitions | Andrew Wyeth
によると巡回予定は以下の通り。
Bunkamuraザ・ミュージアム | '08/11/8-12/23 |
愛知県美術館 | '09/1/4-3/8 |
福島県立美術館 | '09/3/17-5/10 |
追記:
ああ、これを描いた人か。美術の教科書に載ってますよね必ず。
Andrew Wyeth. Christina's World. 1948 | MoMA
(図版はWikipedia英語版から引用)