今日読み終えた本。
音律と音階の科学―ドレミ…はどのようにして生まれたか (ブルーバックス)
- 作者: 小方厚
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/09/21
- メディア: 新書
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例えばドレミもピタゴラスが考えたことに由来してる、とか。
簡単に言えば、楽器の倍音成分はその元の音と調和する音であるはず、というところから、コード進行でよくあるC,F,G7の響きの親しみやすさが説明できる、など。平均率の限界とかも、なかなかおもしろい内容でした。
さて。
放送大学がこの10月から二学期に入りました。水曜日11:15から「音楽理論の基礎」というのが放送されてます。そのテキストを見ると、ピタゴラスのことやら倍音のことやら、上の本と同じ事が書かれてました。音楽理論を勉強すれば同じ事を知識として持っている必要があるのねやはり、と思ったのでした。
ただ、数学や物理の基礎がある人は、上記の本をオススメします。楽しいですよ。