先日訪問した滋賀県立近代美術館で見つけた情報。
「石山寺と湖南の仏像−近江と南都を結ぶ仏の道−」が大津市歴史博物館にて'08年7/13-8/26に行われるとのこと。「源氏物語千年紀in湖都大津」の関連イベントなのだそうだ。
なので石山寺を中心とした大津市南部の寺院に関した展示が行われるのであろう。こう言っては失礼だが、地味目の博物館で良品の展示が行われる可能性がある。チェック。
(前略)
このように石山寺を中心とした石山、瀬田、田上、大石、宇治田原町などの瀬田川流域、田原道沿道の湖南地域は、近江と大和(南都)を文化的につなぐ道として重要な役割を担っていたのであり、この地域は近江の仏教史を考えるうえで重要なキーワードを多く孕ませています。現在、その長い歴史のなかの栄枯盛衰ののち、往時の繁栄を示すものは多く失われてしまいましたが、それでもなお、地域の深い信仰により大事に守られてきた文化財、特に仏像が多く伝来しています。
本展では、このように日本仏教の重要な地域の一つであるこの地域にスポットを当て、今は忘れ去られている近江と南都の親密な交流を、現存する仏像をとおして辿ろうとするものです。
ちなみに大津市歴史博物館へは、京阪石山坂本線の別所駅徒歩5分、またはJR湖西線の大津京駅(西大津駅から駅名変更)徒歩15分。