アーサー・C・クラーク氏死去

Arthur C. Clarkeが亡くなったとのこと。
Asimov, Heinleinと並ぶ戦後SFの著名な三人のうちの唯一の生存者であったが、とうとう…という感じである。正直言って「まだ生きていたのね」とも思った。これがSFの一つの時代の終焉ともいえるのではなかろうか。
読んだことがあるのは

決定版 2001年宇宙の旅 (ハヤカワ文庫SF)

2010年宇宙の旅 (ハヤカワ文庫SF)

2061年宇宙の旅 (ハヤカワ文庫SF)

これらの三部作、いやもう一つ

3001年終局への旅 (ハヤカワ文庫SF)

これらの四部作は当然読んだ。
映画化されたのは2001と2010のみだが。

「宇宙の旅」シリーズとアシモフの「ファウンデーション」シリーズは、やはりSFファンの基本であった気がする。ハインラインはちゃんと読んでませんすみません。

また

幼年期の終り (ハヤカワ文庫 SF (341))

も読んだ。この「幼年期の終わり」はスチームパンクの

ブラッド・ミュージック (ハヤカワ文庫SF)

を読んだ後に読んだ。というのはブラッドミュージックが「21世紀の『幼年期の終わり』」と評されたからだ。でも、ブラッドミュージックのほうが印象に強く残っていて、幼年期の終わりはあまり覚えがない…。

静止衛星発明の祖としても有名なクラーク。ご冥福をお祈りする。