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クロマダラソテツシジミ関西でも大量発生のおそれ

NHKラジオの関西ローカルニュースで聞いた。長たらしい名前の蝶。「黒斑蘇鉄蜆」蝶ですよね。
ソテツの新芽を食べる害蝶であるクロマダラソテツシジミが西宮や宝塚周辺で昨年発見され、さらに越冬したらしく今年も見つかったとのこと。本州では越冬できないと考えられていたようだが、これで本州にも定着したようだ。
西周辺にもソテツの木はほどほどに多いので、新芽がやられるおそれが高い。
調べてみると、昨年に石垣島で大量発生していたようだが、それまで沖縄でもほとんど見つからない珍蝶だったらしい。
短絡的に考えると、これも地球温暖化の影響なのかも(常套句)。

南アジアに分布し、ソテツの若葉を餌とする珍チョウ「クロマダラソテツシジミ」が、今年(2007年)に入り石垣市内で大量に発生。その幼虫が街路樹や観賞用のソテツの新芽を食い荒らし、問題化しつつある。
チョウに詳しい県立八重山商工高校の渡辺賢一教諭によると、同チョウが確認されたのは昨年の台風13号後の10月ごろ。台風でダメージを受けたソテツが新芽を出した事で、飛来した母チョウから個体が増え、それが越冬して今年、大量に発生したものとみられる。
20年ほど前から観賞用としてソテツを栽培している市内白保の前内原用吉さんによると、新芽の食害は初めてで「今年、4、5月の新芽に食害はなく、遅れて出た6、7月ごろの新芽が幼虫に食べられ、全滅した」という。
同チョウは、羽を広げた大きさが3センチほどの小さなチョウ。灰色っぽい羽の外側に黒のまだら模様がある。幼虫はソテツの若葉を餌としている。台湾やフィリピン北部などに生息する。国内では、92年−93年に沖縄本島南部、01年に与那国島で発生。今年に入り本島や鹿児島県指宿市でも発見されているという。
ソテツの害虫が大量発生 珍チョウ「クロマダラソテツシジミ」| 八重山毎日オンライン