MIHO MUSEUM(ミホ・ミュージアム)で現在開催中の若冲ワンダーランド。MIHO MUSEUM館長の辻惟雄先生曰く
「動植綵絵」三十幅は、いま宮内庁三の丸尚蔵館に保管され、今年十月、天皇・皇后の御成婚五十周年を記念して東京国立博物館で催される展覧会に三十幅が揃って展示される。今回のMIHO MUSEUMでの若冲展は、その第二会場としての役割を果たすものとなるだろう。
なお、この屏風は千葉市美術館での来年5/22-6/27の若冲展に出品予定らしい*1ので、「象と鯨図屏風」だけが目的の関東方面の方は来年まで待つのも手かもしれません。
世間でも若冲はかなり人気ですし、東京・滋賀を連日で若冲を観覧された方も居られるようです。
それはともかく。
自家用車をお持ちであればMIHO MUSEUMまで車で行く方も居られるでしょうが、当方は車を持っていません。それに他地方にお住まいであれば車で向かうのも一苦労。ということで、石山駅から出ている帝産バス(片道800円)を使って観に行こうと思っている方も多いかと思います。
本日観覧に向かったときの経験をtwitterのログを元に紹介させていただきます。
実をいうと昨日観覧に行く予定でした。9時10分発のバスに乗るつもりで石山駅8時59分着の米原行き新快速で向かったのですが、
などという状況。で、今日は早めに石山駅へ向かったのでした。
で、今日は8時21分着の各停で石山駅に到着しました。駅南側の3番バス乗り場。さすがに一番乗りでした。
そののち、石山駅8時44分着の米原行き新快速が到着すると
という感じでした。これぐらいまでに着いておくべきですね。
結局、今日は9時10分発のバスに全員乗れました。昨日は三連休の中日だったので、今日よりもお客が多かったのでしょう。
もちろんバスに乗れても全員は座れません。しかし山道は危ないので満員バスで行くわけにはいきません。ということで、道中半ば(石山駅から25分ほど)にある帝産バスの田上車庫で臨時バスが増発され、立っていた人が乗り換えました。しかし。バスにマイクはないのでしょうか、そんな案内は客にまーったくありません。運転手が簡単に言うだけ。そのあたりを何とかしてほしいものだ>帝産バス、と感じました。なお、臨時バスは直行なので、MIHO MUSEUMへ先に到着したのだと思います。
いろいろありましたが、石山駅を出て50分。田上から一山越えてようやくMIHO MUSEUMに到着したのでした。
ただし、秋が深まると紅葉目当てに行く方も居られるでしょうし、展覧会の期間が極まると「絶対観たい!」という気合いの入った急ぎの人が増えてくるかもしれません。ので、その頃には早めに動いた方が良いでしょうね。
あと、レストランは利用せず、京都駅でお弁当を買ってから向かいました。レストランが混み合うとか品切れが続出するとかいう情報を得ていたので。今日ぐらいの気候だと、外ご飯が気持ちよかったです。ただスズメバチに攻め込まれましたがorz
観覧の感想はつぶやきを引用。
- 若冲展、こってり度合いは抑え目でしたね。観覧者数は、場所が場所だけに、混雑しませんでした。ですので象と鯨図屏風も、じっくりと楽しめました。同時開催のオクサスのほとりより展もgood。ミホミュージアムが良い所蔵品をかなり持っていることが分かった。
- 若冲は、やはり素直に、すごいなー、面白いなー、って楽しむのが良いな、と改めて感じたのでした。
帰りのバスだけなのか不明ですが、石山駅行き以外に、昼間(たしか11時ぐらいから14時半ぐらいまで)だけ1時間おきぐらいに信楽駅行きのバスが出ているようです。とはいえ、信楽高原鉄道は高いし大回りになるので、信楽に興味のある方以外にはオススメしませんね。
ただし、午後になってからもわりとお客が来ていたので、朝に見終えたほうが良いかと思います。早め早めが良いですよね。
お役に立てば幸いです。
*1:「若冲ワンダーランド」図録発売中!! | 青い日記帳のコメント欄参照