日本経済新聞12/7夕刊のタウンビート欄の「持って行こうよ」という記事に、「サラサラ携帯スリッパ」という見出しでささ和紙ソフトスリッパが紹介されている。
このささ和紙というのは何かというと、隈笹を漉き込んだ和紙である。隈笹は、よく知られているように殺菌効果があることから弁当や寿司の敷物として用いられている。血液浄化作用や解毒作用があるとの話もあり、最近ではいろいろな健康茶にも含まれている。
また、和紙はかなり丈夫なものであり、和紙タオルなる製品も市販されている。
このささ和紙ソフトスリッパを作る場合には、隈笹が入ったささ和紙をテープ状に細長く切ってから撚りをかけ、糸状にしたものを織ってつくられた布を使っているようである。
和紙で作られた布なので吸水性も十分あると思われ、気持ちよさそうである。また、隈笹の殺菌効果もあるおかげでスリッパに雑菌が繁殖せず、いやな臭いもしないであろう。もしかすると水虫にも効果があるかもしれない。
ささ和紙ソフトスリッパは、色とサイズが2種類あり、クラフト（薄茶）のM、クラフトのL、ベージュのM、そしてベージュのLがある。税込み3150円とスリッパにしては高価だが、それなりの効果が期待できそうである。
