子子子子子子(ねこのここねこ)はてブロ部

Macネタが主のIT記事と、興味ある展覧会リストや観覧感想などを書いてますよ。自転車ロードレースも好き。

朝鮮王朝の絵画と日本@栃木県立美術館など

東大出版会のPR誌であるUPの今月号に載っていてこの展覧会が気になった。
中国絵画の影響を共に受けている朝鮮絵画と日本絵画。朝鮮絵画と雪村、探幽、宗達、大雅、蕪村、玉堂、そして若冲などを比較展示する、というのはそれだけで面白そうである。

韓国所蔵と日本所蔵の朝鮮絵画をこれだけの規模で合わせ展示するという点では日本では初めての試みになろう。国立中央博物館を初めとしてソウルからも30点を借用し、日本絵画とあわせて総点数326点、この機会にぜひ隣国の美の精華と日本画家たちの眼差しに触れていただきたい。
(板倉聖哲氏 「『朝鮮王朝の絵画と日本』展への誘い」@ UP 2008年11月号p.33から引用)

本展は、日本と同様に中国絵画からの影響を強く受けた朝鮮王朝の絵画を通観し、日本の有力画家たちの制作活動を中心とした室町・江戸絵画との影響関係を探ることによって、東アジアにおける同時代絵画に対する新たな見識を得ることを目的としました。

美術館連絡協議会が絡んでました。なので読売新聞のページにも載ってます。
朝鮮王朝の絵画と日本:展覧会紹介:美術館連絡協議会:YOMIURI ONLINE(読売新聞)
各館の回覧予定は以下の通り。

栃木県立美術館 '08/11/2-12/14
静岡県立美術館 '09/2/17-3/29
仙台市博物館 '09/4/17-5/24
岡山県立美術館 '09/6/5-7/12

静岡県立美術館が含まれるのは若冲の「樹花鳥獣図」が含まれるからですね。関西に近いのは岡山かなぁ。