子子子子子子(ねこのここねこ)はてブロ部

Macネタが主のIT記事と、興味ある展覧会リストや観覧感想などを書いてますよ。自転車ロードレースも好き。

sparceとsparcebandleの違い

スパース・ディスクイメージとスパースバンドル・ディスクイメージ。
何が違うのか分からなかったのだけど、TidBitsを見て分かった。

しかしスパースイメージにも、.dmg イメージと同じ問題が残った。その内容にほんの少しでも変更を加えれば、そのイメージファイル全体が変更されたものとしてマークされてしまうのだ。すると、例えばあなたが大きなディスクイメージを含んだインクリメンタル・バックアップをしていたならば、ほんの些細な変更をしても、そのファイル全体をバックアップし直さなければならない結果になる。
(中略)
スパースバンドルは、見かけも挙動もスパースイメージと全く同じだ。サイズが成長でき、圧縮や暗号化のオプションもある、などという点は同じだ。何が違うかというと、実際これは単一のファイルではない。従来のディスクイメージのフォーマットはすべて単一ファイルだった。その代わりに、これはバンドル(パッケージという名でも知られている)つまり実際はフォルダであるけれども Mac OS X がこれを一つのファイルであるかのように扱うというものだ。同じことはアプリケーションでも見られる。(これを確認したければ、スパースバンドルを Control-クリックまたは右クリックして、ポップアップメニューから Show Package Contents を選べばよい。するとその内容に目を通せるようになる。)パッケージの中身は、band が一杯に詰まったフォルダだ。この band というのは一個 8 MB ずつのサイズのファイルで、イメージのデータを保持するために必要なだけの個数のものがそこに集められている。

ここで何がクールかといえば、スパースバンドル上であなたが何かを変更した(例えば一つのファイルを追加したり編集したりした)場合に、そのデータ変更を含んだ band だけが変更されるということだ。その結果、あなたのバックアップソフトウェアがバンドルの内容を個別のファイルとして処理するという前提の下では、ほんのちっぽけなファイルを変更しただけで巨大なディスクイメージを丸ごとバックアップしなければならないという事態が解消される。あなたのバックアップソフトウェアがコピーしなければならないのは、そのファイルのデータを含んでいるたった 8 MB の band(多くの場合たった1個)だけだ。そこで、私は自分の暗号化スパースイメージを暗号化スパースバンドルに変換し、その結果今では普段のバックアップでこれを他の普通のファイルたちと並べて含めておけるようになった。
スパースバンドル・ディスクイメージを発見する|TidBITS 日本語版 #936/14-Jul-08

なるほどなー。だからフォルダのリスト表示では容量が表示されないのね。納得。