子子子子子子(ねこのここねこ)はてブロ部

Macネタが主のIT記事と、興味ある展覧会リストや観覧感想などを書いてますよ。自転車ロードレースも好き。

国立国会図書館デジタルコレクションの釈宗演「西遊日記」二冊の違い

落丁の有り無しでした。

西遊日記(背景が暗いほう)永続的識別子:info:ndljp/pid/1184161

こちらは抜け無し。

西遊日記 - NDL Digital Collections

西遊日記(背景が明るいほう)永続的識別子:info:ndljp/pid/1909255

こちらは十五と十六が抜けている。

西遊日記 - NDL Digital Collections

書き起こし・口語訳を読みたい場合

新訳・釈 宗演『西遊日記』

新訳・釈 宗演『西遊日記』

滝和亭

今日訪れた泉屋博古館フルーツ&ベジタブルズ展にて気になったのが滝和亭かてい。没骨な描き方が良かった。図録から略歴を引いておく。

瀧和亭(1830<32>〜1901)は江戸出身で、幕末に長崎で鉄翁祖門より南画を、清人より惲寿平没骨法を学び、両者を折衷した写実性の高い花鳥画で知られた。明治には…日本美術協会の重鎮となった。

江戸/東京の画家だから知らなかったのかなあ。
ってことで参考リンクを並べておく。ただし絵は小品のほうがいい気がするので、以下の図はあまり当てにならない。

[師匠等] 佐藤翠崖、荒木寛海、片桐桐陰、大岡雲峰、坂本浩然、日高鉄翁(鉄翁祖門)
[得意分野] 花鳥画
[画風] 南宗と北宗を総合した、写実的で濃麗な花鳥画
[評価] 帝室技芸員

http://bunka.nii.ac.jp/heritage/131010/_211538/131010_211538313487663908610_900.jpg

http://bunka.nii.ac.jp/heritage/131010/_211665/131010_211665782553288340087_900.jpg

http://bunka.nii.ac.jp/heritage/12306/_203423/12306_203423150015923451673_600.jpg

http://bunka.nii.ac.jp/heritage/12257/_162904/12257_162904120314103438984_600.jpg

[http://bunka.nii.ac.jp/heritage/133017/_153321/133017_153321110914210204356_600.jpg:image:w327]



明治6年明治期の著名なる日本画家瀧和亭の長子として生れ

2018年正倉院展出陳宝物を宮内庁サイトで見る

今年も正倉院展の時期になりました。
で、奈良博へ行かなくてもお家で正倉院宝物を見たいと思えば、出陳宝物の大半が宮内庁のサイトで見れるわけです。いい時代になりました。
正倉院 - 宮内庁
でも検索しなきゃいけないですよね。代わりにやっておきましたw のでリストにします。
気が向いたらサムネイルも追加します。

1 八角鏡 平螺鈿花鳥背 第7号(北倉42)
2 漆皮箱 第7号鏡 付属(北倉42)
3 円鏡鳥獣花背 第8号(南倉70)
4 漆皮箱(南倉70)
5 古人鳥夾纈屏風(北倉44)
6-1 揩布屏風袋 第2号(北倉45)
6-2 揩布屏風袋 第3号(北倉45)
7 白布 第12号(中倉202)
8 山水図 其2(中倉14)
9-1 繍線鞋 第1号(北倉152)
9-2 繍線鞋 第2号(北倉152)
10 三合鞘御刀子(北倉8)
11 百索縷軸(北倉19)
12 雑色縷 第7号(南倉82)
13 古櫃(南倉74)
14 帯緒類 櫃覆町形帯 第8号(南倉147)
15 玳瑁螺鈿八角箱 第19号(中倉146)
16 沈香木画箱 第10号(中倉142)
17 粉地銀絵花形几 第7号(中倉177)
18 漆八角几 第20号(中倉177)
19 磁鉢 甲1号(南倉9)
20 漆鉢(南倉10)
21 銀鉢 第4号(南倉11)
22 虎兜残欠(南倉74)
23 緋絁鳥兜 残欠 其1(南倉3)
24 雑葛形裁文 第27号 其2(南倉165 )
雑葛形裁文 第27号 其3(南倉165 )
雑葛形裁文 第27号 其16(南倉165 )
雑葛形裁文 第27号 其24(南倉165 )
雑葛形裁文 第27号 付属(1)(南倉165 )
25 金銅縁輪 第29号 其1(南倉165)
26 浅緑目交纐纈絁襖子 第2号(南倉132)
27 錦紫綾紅臈纈絁間縫裳残欠 第5号(南倉97)
28 磁鼓(南倉114)
29 鼓皮残欠 第1号(南倉116)
30 桐木琴残欠(南倉99)
31 筝柱(南倉177)
32 新羅琴 金泥絵木形(北倉35)
33 雑物出入帳(北倉172)
34 花氈 新第6号(第74号櫃)(中倉202)
35 色氈 第6号(北倉151)
36-1 銅匙 第1号(南倉45)
36-2 銅匙 第18号(南倉45)
37 貝匙 第1号(南倉49)
38 白銅剪子(南倉33)
39 佐波理加盤 第6号(南倉47)
40-1
40-2
佐波理加盤 第15号(南倉47)
41 華厳経論帙(中倉59)
42 摩訶般若波羅蜜経 巻第五(聖語蔵2-10)
43 摩訶般若放光経 巻第二十八(聖語蔵3-97)
44 続々修 第16帙 第8巻 奉請経目録(天平8〜13)(中倉20)
45 仏説徳光太子経(聖語蔵4-7)
46 未造着軸 残欠(中倉55)
未造着軸 第5号(中倉55)
未造着軸 第6号(中倉55)
未造着軸 第7号(中倉55)
47 軸端(中倉56)
48 犀角如意 第5号(南倉51)
49 玳瑁如意 第3号(南倉51)
50 仏像型 第2号(南倉153)
51 彩絵仏像幡(南倉155)
52 続々修 第40帙 第1巻 月借銭解(宝亀3)他(中倉20)
53 正集 第44巻 瑞字宣命(天平勝宝9)、他田日奉部神護解(天平20)他(中倉15)
54 続修 第7巻 豊前国仲津郡丁里戸籍(大宝2)(中倉16)
55 続々修 第44帙 第4巻 越前国江沼郡山背郷計帳(天平12)(中倉20)
56 正集 第27巻 越前国義倉帳(天平2)、越前国正税帳(同)(中倉15)

「神仏のかたち−湖都大津の仏像と神像」展関連記事 @ 京都新聞

企画展 神仏のかたち ―湖都大津の仏像と神像― |お知らせ|大津市歴史博物館
主催社に入っている京都新聞が関連記事を載せているのでリンク貼っておく。






顔に癖、作り手の人間味感じる <滋賀・神仏のかたち> : 京都新聞







奇怪、精悍…表現力豊か <滋賀・神仏のかたち> : 京都新聞







ロマン誘う都の優美 <滋賀・神仏のかたち> : 京都新聞







怒り顔さえも優雅、平安貴族の好み <滋賀・神仏のかたち> : 京都新聞







奈良のコンサバと「合体ロボ」 <滋賀・神仏のかたち> : 京都新聞







怖さの中にかわいらしさ <滋賀・神仏のかたち> : 京都新聞





「男前」の顔、丁寧な彫刻 <滋賀・神仏のかたち> : 京都新聞







ピチピチ張りのある顔 <滋賀・神仏のかたち> : 京都新聞

高麗青磁展@大阪市立東洋陶磁美術館の観覧感想

おことわり(2019/1/16)

この記事は一旦書いたあと追記する予定で下書きにそのまま放置していたものです。本来は高麗青磁展開催中に公開せねばならぬものでしたが、写しについての部分が書き切れないまま時間が過ぎ、気持ち的に公開できないまま期間を超えてしまいました。


オススメポイント

日本国内のやきもの(陶磁器)の展覧会は

  • 茶道(抹茶)の茶器 > 煎茶道の茶器 >> その他

のようなヒエラルキーに組み込まれているものが大半です。しかも茶道の茶器の良し悪しは、利休以降の茶道の歴史を踏まえていないと理解できないものが大半です*1。なので感性だけでは観れない。この点が日本のやきもの関連展覧会のハードルを非常に高くしていると感じています。
しかし。この高麗青磁は茶道にほぼ関連していません。19世紀末に発掘されて再発見されたものであり、それまでは幻のやきものだったのです。
よって、高麗青磁の展覧会では「キレイだねー」「美しいよねー」という、個人的な感想だけで観ることが出来るのです。これはやきもの展覧会として非常に稀です。
美しいものを素直に観ることが出来る、それが高麗青磁展です。しかも、朝鮮のやきものに関して世界中でも最上級のコレクションを有する東洋陶磁美術館で開催するので、他館から借りてきた少数の優品と組み合わせて、これでもかこれでもかと溺れるほどの量で素晴らしい作品たちを観ることが出来るのです。
もちろん東洋陶磁美術館の所蔵品が大半なので、常設展示で観ることもできます。しかし、たくさんの展示品がまとめてあれば「さっきのものとどう違うのかな」「これとそれと似てるけどどっちがいいかな」などと展覧会場内で比較する楽しみが得られるわけです。これは特別展のほうが格段にやりやすいし、格段に楽しめます。
ということで、できれば今回、大阪市立東洋陶磁美術館へ足を運ぶことをオススメします。
高麗青磁展は11/25までです。

現在の展覧会 | 展覧会情報 |大阪市立東洋陶磁美術館

高麗青磁とは

簡単に言っちゃうと

  • 朝鮮の高麗時代(918-1391)に作られたやきもののうち、青磁釉が掛けられたもの

です。青磁の焼き物はもちろん高麗青磁以外にもあり、中国の窯が起源です。
また青磁釉が掛けられたものであって青いやきものではないことにも注目してください。なのでこの高麗青磁展には、青くないやきものもたくさん展示されています。
そして高麗青磁には大きく分けて二種類あります。翡色青磁象嵌青磁です。象嵌青磁じゃないものが翡色青磁だと思っていただければ簡単です*2。また象嵌青磁は高麗青磁特有の技法だと思っていただいて問題ないでしょう。
歴史的には、翡色青磁が12世紀に最盛期を迎え、また象嵌青磁が12-13世紀に最盛期を迎えます。なお高麗はモンゴル帝国と13世紀前半に戦い、その後にその支配下に入ります。日本侵攻である元寇は13世紀末*3です。元寇の頃には残念ながら高麗青磁は衰退期に入るのです。
翡色青磁とは、ヒスイの色合いをイメージ*4した、と思われる名称*5です。中国の青磁の最高峰は汝窯という窯のやきものなのですが、それの色合いは天青色と言われ、雨上がりの空の青さを意味するそうです。

展示されている優品たち

国宝や重要文化財(重文)であるからといって優品とは限りませんが、いちおう載せておきましょう。
高麗青磁の国宝はありません。重文は3点です。この展覧会にはその3点が全て展示されています。

[ID:1120] 青磁象嵌 童子宝相華唐草文 水注 : 作品情報 | 収蔵品紹介 | 大阪市立東洋陶磁美術館




青磁蓮唐草文水瓶|根津美術館




青磁九竜浄瓶
*6|コレクション-陶磁|大和文華館


今回の展覧会のメインビジュアルとして使われている青磁九竜浄瓶は、やはりインパクトありますよね。

高麗青磁再発見・そして再現品制作

今回の展覧会では、序として「近代における高麗青磁の『再発見』と再現」の部屋が設けられています。ココには

近代につくられた高麗青磁の再現品も併せて展示

されています。
展覧会場を観て回る時間に余裕があるならば、出来ればここを最後に(もしくは最後にも再び観て)回ってほしいと思います。なぜならば、この部屋の展示は基本的に余談なのです。

…これまで朝鮮半島の高麗時代(918〜1392年)の制作としていた所蔵品の水注を、20世紀初頭に作られた再現品として展示する。ともすれば真贋問題になりそうな変更だが、美術館は「長い研究の成果で判明した事実。再現品でもきわめて貴重な作品だ」としている。
制作年が「1915〜20年代ごろ」と改め展示されるのは、「青磁象嵌菊牡丹文瓜形水注」。所蔵品の中核を成す「安宅コレクション」の1点。
…高麗青磁は、王朝の滅亡と共に姿を消し「幻のやきもの」となっていたが、19世紀末、墳墓から副葬品の高麗青磁が掘り起こされ“再発見”された。その美しさから世界の収集家が注目。現地では日本人を含むさまざまな人が高麗青磁の再現に熱心に取り組んだ。優れた再現品が生まれた一方で、流通段階で「高麗青磁」とみなされてしまったものも少なくなかった。
…研究成果を出品協力を仰いだ東京国立博物館などにも説明。他館が同様に「高麗時代」の作としていた作品数点も近代の再現品として紹介する。

高麗青磁の優品たちを観たあとに、再現品がどう観えるか、自分の目で確かめてみてください。「ああやはり再現品だな」と思うか「いやー分からんわー」と思うか。
なお、大事なことを一つ書いておきます。
再現品や模造品は似せ物や(いわゆる)写しであり、偽物ではありません写しの文化は東洋に古来から伝わるものであり、その*7

末尾にお詫び

「高麗青磁」展ブロガー招待に当選したのは…そう、8月末だったのです。

今日はもう10月中旬。展覧会は11/25まで。つまり展覧会はほぼ半分が過ぎております…。まあ理由はいろいろあるのですが、あまり言いたい内容ではありませんので書きません。ご招待してくださった大阪市立東洋陶磁美術館のみなさま(特に小林仁(@xiaolin3333)さん)遅くなりごめんなさい。

参考文献

*1:非常に偏見に満ちた視点ですが、実際あるんですもん

*2:非常に乱暴な区分ですな(汗

*3:1274年と1281年

*4:「『翡』はカワセミでも雄を意味する文字で、雄は全身黒色である。青緑色の翅をもつのはカワセミの雌のほうで…『翠』の字があてられる。従って『翡色』青磁とは、玉の翡翠をイメージしたものと考えるべき」(「高麗青磁李朝白磁へのオマージュ」p.164)

*5:「むらなく清らかに澄んだ淡い灰青色、あるいは灰青緑色で、艶があり、貫入はほとんどない釉色釉調」(「高麗青磁李朝白磁へのオマージュ」p.150)

*6:なぜこんなに黒い写りなのか…

*7:ここから書けませんでした…

再興第103回院展大阪展の列品解説で取り上げられた作品

列品解説には那波多目功一さん、梅原幸雄さん、清水達三さんが来られました。京都展でお休みされた清水さんは…わりとしんどそうでした。ご無理なさらないでくださいね。
解説があった作品は以下の通り。

田渕 俊夫  厳島神社/  再興第103回院展 同人出品作品



梅原 幸雄 舞い支度 /  再興第103回院展 同人出品作品



那波多目 功一 連山の朝/  再興第103回院展 同人出品作品



清水 達三  波涛 /  再興第103回院展 同人出品作品



宮廽 正明  行雲流水  /  再興第103回院展 同人出品作品



村上 裕二 カミナリか富士か /  再興第103回院展 同人出品作品



西田 俊英 犀の角の如く独りゆけ /  再興第103回院展 同人出品作品



清水 由朗  鼓動 /  再興第103回院展 同人出品作品



北田 克己 風の遠国 /  再興第103回院展 同人出品作品



宮北 千織 母の肖像 /  再興第103回院展 同人出品作品



井手 康人 宿命 /  再興第103回院展 同人出品作品



再興第103回院展/  51 天女像の御下(日本橋にて)(日本美術院賞) 加藤 裕子 Hiroko Kato Before the Celestial Maiden Sculpture (in Nihonbashi)



再興第103回院展/  43 響(日本美術院賞) 岡田 眞治 Shinji Okada Reverberation 日本美術院賞


また、作者が来られてコメントして行かれた(そして那波多目さんのコメントを頂いた)方々も居られました。以下の皆さんです。



再興第103回院展/  53 冬の窓  角野 千佳子  Chikako Kadono Window in Winter



再興第103回院展/  132 また明日 竹林 裕美子 Yumiko Takebayashi See You Tomorrow 初入選



再興第103回院展/  174 ポンペイ 茺田 君江 Kimie Hamada Pompeii



再興第103回院展/  246 花降る夜 山田 伸 Shin Yamada Night of Falling Petals



再興第103回院展/  219 光の戯曲 南口 みどり Midori Minamiguchi Drama of Light



再興第103回院展/  222 湖畔の朝 宮武 廸子 Michiko Miyatake Lakeside Morning


おまけ

今日の新しい知識。

  • 清水由朗さんは清水達三さんの息子さんだと知った。
  • 内閣総理大臣賞と文部科学大臣賞の受賞要件:同人かつ理事以下、過去にそれらを受賞していない作家に対して理事が投票して選定。なお「内閣から金一封が以前はあったのだけど、日展が辞退したので院展も辞退した。賞状は来る。」(by那波多目さん*1)。

*1:現在、日本美術院代表理事を田渕俊夫さんと共にやっておられる

2018年度寺社特別開帳その3(秋編)

展覧会と寺社の御開帳などを分けて表示させることにしました。

展覧会名 期間 会場 リンク 魚拓 目録
再会―興福寺梵天帝釈天 10/1-11/15 興福寺国宝館 国宝館特別展示のお知らせ|法相宗大本山 興福寺 魚拓 目録
秋季名宝展
仁和寺密教美術〜さまざまな仏の姿
10/1-11/25 仁和寺霊宝館 霊宝館「秋季名宝展」開催について|世界遺産 真言宗御室派総本山 仁和寺 魚拓 目録
勅封般若心経
戊戌開封法会
10/1-11/30 大覚寺 平成30年厳修 嵯峨天皇宸翰 勅封般若心経1200年 戊戌開封法会 – 旧嵯峨御所 大本山 大覚寺
(pdf)戊戌開封法会期間中のご参拝に関するお知らせ
魚拓 目録
至宝展
(後期)
10/3-11/30 比叡山延暦寺国宝殿 「至宝展」開催のご案内|お知らせ|天台宗総本山 比叡山延暦寺 [Hieizan Enryakuji] 魚拓 目録
秘仏本尊十一面観世音菩薩大開帳 10/6-12/9 櫟野寺 いちいの観音 櫟野寺 魚拓 目録
初公開 水晶宝龕入り木造阿弥陀如来
― 水晶中に輝く阿弥陀如来の小宇宙 ―
10/15-12/10 醍醐寺霊宝館 世界遺産 京都 醍醐寺:秋期特別公開 魚拓 目録
仁和寺 秋の特別拝観
初公開:金堂裏堂 五大明王壁画/経蔵
10/13-12/16 仁和寺 仁和寺 秋の特別拝観について|世界遺産 真言宗御室派総本山 仁和寺 魚拓 目録
温故礼賛
(前期)
10/13-12/24 承天閣美術館 臨済宗相国寺派 魚拓 目録