子子子子子子(ねこのここねこ)はてブロ部

Macネタが主のIT記事と、興味ある展覧会リストや観覧感想などを書いてますよ。自転車ロードレースも好き。

言葉

小栗判官と説経節の本

発端 昨秋にこのような展覧会がありました。 御即位記念 特別展 皇室の名宝|京都国立博物館|Kyoto National Museum そのなかで「皇室につどう書画 三の丸尚蔵館の名宝」の一つとして、岩佐又兵衛「小栗判官絵巻」が出品されていました。又兵衛のこの絵巻は…

岩佐美代子の眼―古典はこんなにおもしろい

以下の記事の続き。長文になったので&区切りが付かず書き進められなかったのではてブに移しました。 『岩佐美代子の眼―古典はこんなにおもしろい』のレビュー (riocamposさん) - ブクログ 本はこちら。岩佐美代子の眼―古典はこんなにおもしろい発売日: 2010…

「著作権」を勘違いしてはいけない

話の枕 内田樹(敬称略)は最近よくメディアに露出している気がする。何となく「東の姜尚中、西の内田樹」ってなイメージ。 しかし私の中では雑誌「Meets Regional」に面白いエッセイを書いていたセンセ、という認識を越えていない。いや否定的に書いてるわ…

あたしオートマトン、あたしマルコフ

あたし彼女 http://nkst.jp/vote/novel.php?auther=20080001 に感動触発された理系人間達は、このテクストの解析を行い始めた。 このケータイ小説の特徴は Weekly Access Top10:個性的すぎるケータイ小説「あたし彼女」が超えた壁 - ITmedia NEWS にもある…

慮る

NHKラジオで「おもんばかる」と言った。もちろん「慮る」だと分かったのだが、何となく辞書を引いてみた。出てこない。驚いた。「おもんぱかる」なのだ。 おもん‐ぱか・る【慮る】 〔他五〕 (オモヒハカルの音便。オモンバカルとも)よくよく考える。考えは…

之繞(しんにょう)の「点」でごちゃごちゃ言い争い

古い記事だが。 「常用漢字表」(1945字)の改定作業を進めている文化審議会の漢字小委員会が25日開かれ、新たに加わる「謎」「遜」「遡」の「しんにょう」部分をめぐって点が1つか2つかで議論が白熱した。事務局の文化庁は2点を提案したが、現行の…

独創力

爆笑問題のニッポンの教養 | 爆笑問題×京大 独創力! を観た。独創力とは。(個性とは違うのか。) 独創力とは、ある高みを目指す力である。 妻との議論で、出てきた言葉である。単なるメモ。

昇天式場

道すがら見かけた、見慣れぬ単語の立て看板。 看板下に「キリスト教専門葬儀業」と店名が記載されている。 あ、そうか。「葬儀会場」の意味か。キリスト教だと死去することは「昇天」と言ったよな。 しょう‐てん【昇天】 (1)(略) (2)(天国におもむく意で) …

防護工

防護工の「工」って何だろうか? JR西日本の掲示にあったのだが。 車やトラックの衝突から橋桁を守るために、その前に設けてあるもののことらしい。 おそらく鉄骨で造ってあるあれかな、とは分かる。 しかし、なぜ防護「工」なのだろうか?「工」とは広辞苑…

誤変換:何を強化するのだ

妻からのメール。 職場のサークルで茶道部に入っている。昼休みにいつも練習しているらしい。 今日の御菓子は、京蕪。「きょうかぶら」と入力したら「強化ブラ」と変換しました。 …何を強化するんだろう。やはり…!?下ネタに走りそうになる^_^;;。

はつひょう?

NHKラジオ第一の昼の関西ローカルニュース。 「はつひょうがかんそくされました」 …はつひょう?初雹?雹は初夏のものだし、滅多にない気象現象だから「初」を付けるのはおかしい。 妻が「初氷(はつごおり)じゃないの?もしかしたら気象用語ではそう言うの…

自尊心を傷つけない

日刊デジクリ金曜日に連載されている十河さんのエッセイ(10/26分)より引用。 「ものは言いよう」という言葉がある。フルフレーズだと「ものは言いようで角が立つ」になる。しかし、この言葉は逆じゃないかと僕は思っている。「ものは言いようで丸くなる」が…